CT検査

CT検査のイメージ写真

CT(Computed Tomography)検査とはコンピュータ断層撮影検査のことで、X線撮影と同様にX線を用いて、コンピュータ処理によって人体の輪切りの画像を作っていきます。
検査時、患者様は寝台に寝て筒状の機器に入り、中に入っている間にX線が様々な方向から体を撮影していきます。
それによって得られたデータが装置内のコンピュータで画像処理が行われることで、身体の断層画像がみられるようになるのです。
CT検査は通常のレントゲン撮影では解りにくい頭部・胸部・腹部等の内臓を調べる際に有用な検査です。

CT検査を受けられる方へ

  • 妊娠中、あるいは妊娠の可能性がある方は検査が受けられません。該当する方は必ず診察時もしくは検査前に申し出てください。
  • 体内に埋め込み型除細動器(ICD)を装着している方につきましては、部位によっては検査をお断りさせていただく場合があります。
  • 薬は医師の指示がない限り服用して構いません。
  • インスリンポンプや持続グルコース測定器は磁気の影響を受ける可能性があります。検査前に必ず取り外しをお願いいたします。
  • その他検査について疑問な点がありましたら検査の際、担当技師へお気軽に質問してください。

CT検査の流れ

1.検査台に仰向けで寝ます
撮影部位によっては両手を頭の上にした体制で検査をします。
頭・胸・腹部の検査を受けられる方で衣類に金具が有る場合は事前に検査着に着替えて頂きます。
2.検査台が上がりトンネルへ入っていきます
トンネルは直径70cm・奥行60cm位です。
狭い所が苦手な方でも安心して検査を受けることができます。
3.撮影開始
撮影が始まると装置内を機械が回転するので少し音がします。
胸・腹部を撮影する場合は息を止める合図が入ります。
4.検査終了
撮影が終わりましたらスタッフが検査台を下げます。
下がりきったら降りて頂き検査終了です。
5.検査時間
検査時間は検査目的によって異なりますが頭の検査で約2~3分、体の撮影で約7~8分です。

新型コロナPCR検査

新型コロナPCR検査のイメージ写真

当院では、鼻の奥まで届く長い綿棒を医師が用いて鼻腔拭い液を採取する、鼻腔による新型コロナPCR検査を行っています。
PCR検査はその性質上、唾液などではなく、鼻腔拭い液を採取することにより、正確に新型コロナウイルスを検出することができます。
採取時は、挿入した綿棒を鼻の粘膜壁の部分にこすりつけるために何度か回転させるため、違和感や少しの痛みがみられることもありますが、激痛ということはありません。
就業や海外渡航のため陰性証明書が必要という場合は、証明書の発行もしておりますので、お気軽にお問い合わせください(検査とは別に診断書料が必要となります)。

有症状であったり、濃厚接触であるなどの理由の場合は医師の判断にもよりますが行われることになります。
また新型コロナウイルスPCR検査をご希望の場合、自費にて行わせていただきます。

当院では新型コロナウイルスPCR検査は検査会社に委託し、24時間から48時間ほど必要とするもののほかに、院内で行い、20分ほどかかる検査機器を導入しております。

検査を受ける際の注意点

まず同検査を希望される方は、予約はいりませんが、自費での院内での検査を希望される場合は、検査試薬の残数などの制限などもありますので、確認いただければ幸いです。
当院ではドライブイン診療を行っておりますので、検査当日は、できるだけ院内での感染リスクを減らせるようにドライブイン診療を利用していただければと存じます。

検査費用

新型コロナPCR検査
17,000円
  • 診断書が必要な場合には、別途診断書料がかかります。